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ヴィンテージカトラリーを指輪へ
使われなくなったスプーンやフォークをアクセサリーに変化させる文化に興味を持ち始めてみました。
元のデザインを残し、今までの傷やくすみなどもなるべく活かして一つ一つ手作業で仕上げているため、一点物となります。
スプーンリングの始まりとして、17世紀のイギリスが発祥と言われています。当時「銀」が高価とされている事から銀食器を手にしているのは一部の貴族などの富裕層に限られていたそうです。
心に決めた大切な女性を喜ばせて婚約をするためには経済的な余裕もなく、結婚指輪を買うことも難しい状況というのがその時代の背景でした。
裕福な家の召使いとして働く男性の物語で、高価な銀のスプーンを雇い主の家から盗み、それを職人に依頼し、スプーンを結婚指輪へと加工してもらい、結婚を申し込んでいたという話を見ました。
その後も形を変えて、1960年代にヒッピーが既製品を身に付けることよりも手作りでリメイク・アップサイクルのアクセサリーを作り、身に着ける事が流行っていたという経緯もあるそうです。
何だかとてもロマンティックな文化だなと惹かれて始めたのが「010Ring」です!
一生懸命ハンドメイドで作成しますので、よろしくお願いいたします!